第1回学生スマートフォンアプリコンテスト開催報告
※ 第1回学生スマートフォンアプリコンテストについての記事が,情報処理学会会誌55巻3号(2014年3月号)(2/15発行)に掲載されました.
学生スマートフォンアプリコンテストの記事は情報処理学会電子図書館で閲覧できます.
概要
2013年度の情報環境プロジェクト「学生プログラムコンテスト」として,CDS研究会はMBL研究会と共同で,合同研究会と併催し,学生スマートフォンアプリコンテストを実施しました.本コンテストは,学生の学会での研究活動活性化を目指し,スマートフォンやタブレットに搭載されたカメラ,GPS,各種センサを用いて,独創性のあるアプリケーションを作成して競い合う企画です.
開催日時
開催日
2013年9月12日(木)~13日(金)
会場
東芝研究開発センター 東芝科学館 大ホール, A/Bホール
詳細スケジュール
- 9月12日
- 14:25-15:15 アプリコンテスト・ショートプレゼンテーション(大ホール)
- 15:15-16:25 アプリ展示見学(場所:A/Bホール)
- 9月13日
- 9:30-10:45 アプリ審査
- 13:15-13:45 アプリコンテスト表彰
参加チームについて
応募があった中から書類審査し,10チームの学生がコンテストには参加しました.参加チームと各チームが作成したアプリは以下の通りです.※アプリ名(チーム名)
- Solardroid(HymLab): 山田 泰宏, 猪狩 知也(神奈川工科大学)
- TongueDx(漢方薬): 劉 維尼(お茶の水女子大学)
- すいすいサイクリングマップ(新島チルドレン): 浅田 翔平, 山本 光, 河内 雄太, 田端 佑介(同志社大学)
- クッキングアシストレシピ(アンドロイドシェフ): 加藤 大樹, 宇部 雅彦(岩手県立大学)
- Color Finger Capture (情報工学科 i-Androidの会の一員): 菅谷 隆浩, 村田 翔太郎(神奈川工科大学)
- Signmobs(Signs): 田中 碧海, 岩田 稜平(広島市立大学)
- ニコイチカメラ(オフ盛り製作所): 北 恭子, 伊藤 慎一郎, 森本 陽介, 張 沈宇(九州大学)
- 街中混雑度推定、確認システム(CES): 米村 淳(電気通信大学)
- R-ZONE-ソーシャルな街ナカ探検アプリ- (Inter⇔active): 星 麟太郎, 鈴木 翔太, 金子 彩香, 鈴木 崚太(駒澤大学)
- SNFC (KFKF): 園田 侑輝, 富重 晃季, 伊藤 晶(九州大学)
表彰結果
9月12日には,各チームに作成したスマートフォンアプリについて,約5分のショートプレゼンテーションの後,展示会場で実際に作成したスマートフォンアプリのデモを約1時間していただきました.また,CDS研究会とMBL研究会の運営委員には,各チームのデモを見て,評価シートに評価点を記入していただきました.
9月13日には,評価シートを集計し,最優秀アプリケーション賞1件,優秀アプリケーション賞2件,アイデア賞7件を決定し,表彰式を行いました.表彰結果は以下の通りです.
最優秀アプリケーション賞 1件
- ニコイチカメラ(オフ盛り製作所): 北 恭子, 伊藤 慎一郎, 森本 陽介, 張 沈宇(九州大学)
優秀アプリケーション賞 2件
- TongueDx(漢方薬): 劉 維尼(お茶の水女子大学)
- Solardroid(HymLab): 山田 泰宏, 猪狩 知也(神奈川工科大学)
アイデア賞 7件
- すいすいサイクリングマップ(新島チルドレン): 浅田 翔平, 山本 光, 河内 雄太, 田端 佑介(同志社大学)
- クッキングアシストレシピ(アンドロイドシェフ): 加藤 大樹, 宇部 雅彦(岩手県立大学)
- Color Finger Capture (情報工学科 i-Androidの会の一員): 菅谷 隆浩, 村田 翔太郎(神奈川工科大学)
- Signmobs(Signs): 田中 碧海, 岩田 稜平(広島市立大学)
- 街中混雑度推定、確認システム(CES): 米村 淳(電気通信大学)
- R-ZONE-ソーシャルな街ナカ探検アプリ- (Inter⇔active): 星 麟太郎, 鈴木 翔太, 金子 彩香, 鈴木 崚太(駒澤大学)
- SNFC (KFKF): 園田 侑輝, 富重 晃季, 伊藤 晶(九州大学)
総評
初めての試みでしたが,想定以上の高レベルなスマートフォンアプリケーションが揃いました.特に,最優秀アプリケーション賞を受賞したニコイチカメラについては,学生ならではの発想で,完成度が非常に高く,優秀アプリケーションを受賞したTongueDxおよびSolardroidについても,想定を大きく上回るレベルの完成度でした.コンテストも大変盛況で,展示会場も人で溢れていました.来年度も,さらにコンテストを発展させ,開催したいと考えています.